大学生の頃、

映画“ギター弾きの恋”を観て、

ジャズに憧れ、

ジャズギターを習いに行きました。

その時がDjango との出会い、

Gypsy Jazzとの出会いでした。

あの頃からマカフェリギターに憧れ、

雑誌をよく眺めていました。

当時はジプシージャズの認知度が上がると同時に、

マカフェリタイプのギターが少しずつ

楽器屋に並ぶようになっていました。

しかし、高額である事と、

演奏するジャンルが限られてしまう事で、

当時は購入を諦めていました。

近年は全くと言って良いほど、

日本では出回っていなく、

ネットでも見つけるのが困難なほどです。

(その理由も今回知ることが出来ました)

そんな中、

中古のDupontが入荷されたと、

ウェブサイトで発見。

これは一度弾いて音を感じてみたいと、

すぐに連絡。

ギターのモデルは、

Dupont

DM-30

まさに、20歳の頃に購入した雑誌に

載っていたモデルです。

マカフェリギターの元祖セルマーのギターは、

合板との事ですが、

こちらのモデルは単板。

単板だからなのか、

驚くほど生鳴りがすごいです。

そしてDjango音です。

1994年もので、

クラックの修理の後などあり、

年代を感じますが、

良い具合に焼けていて、

風格があります。

匂いもなんか甘くていいんです。

なんかアンティークみたいなんです。

色も音もとても気に入ってしまい、

一生Gypsy Jazzは追い求めるものと

思っているので、

手にする事を決めました。

ずっと練習しているのに、

ずっと難しいジプシーギター。

20歳から憧れて、

弾けるようになりたいけど、

一流を見るたびに遠くに感じる世界。

だけど、

自分が今好きな音楽の根本には、

Djangoの音楽がある気がしています。

一生を使って、

追い求めます。

よろしく相棒。

本日も素敵な一日を。

Posted by:Grow Shigeo

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です